マルチリンガル直伝!語学を効率的に習得する4つのコツ
皆さん、習得したい外国語はありますか? 僕は小さい頃から外国の言語に興味を持ち始めました。人それぞれの育った環境によりますが、留学や独学などで外国語を勉強する人も少なくないと思います。香港出身、4言語を話せる僕が、言語学習の経験やコツをシェアさせていただきます。
Table of Contents
僕の言語学習歴
・中国語(広東語):ネイティブ
・英語:ビジネスレベル
・中国語(北京語):ネイティブに近い
・日本語:ビジネスレベル
・韓国語:ストレスなしの趣味レベル
僕の第一言語は中国語(広東語)となっています。香港は幼稚園から英語を勉強し始め、授業で英語しか話せない小学校や中高校も結構あります。
僕の場合は、小学3年生から北京語の授業を受け始めました。だいたい今の香港の小学生は3言語を話せるのが基本です。
日本語に興味を持ったきっかけは、小学生の時、J-POPの歌詞の発音が知りたかったことです。偶然、雑誌の付録の日本語50音表を見つけて、仮名を覚えました。それから、ポケモンのゲームで現れた多くの単語を覚えましたが、文法は勉強しませんでした。その時は、ちゃんと日本語をマスターしたいという考えはなく、当時の年齢の関係もありますが、目標を設定しなかったので、興味のままにしました。
20代になって、日本へのワーキングホリデーに申請しようと思って、1年ほど日本語学校の夜間コースに通い、基礎文法から勉強し始めました。
旅行では、現地の人と話すことしかないですが、ワーホリで来日してからは、仕事をしながら実際の会話をして、仕事で使えるレベルになるまで練習しました。生活に支障のないレベルですが、職場で使う、雑談で話す日本語は、まるで別世界なんです。
日本に来てから、もちろん仕事で日本語を使う機会が多いですが、たまに英語や北京語も使います。今働いてる会社には、2つの言語を話せる同僚が半分以上いまして、社内言語がバラバラで国際的な環境です。
韓国語については、最初はハングル文字が呪文のように見えて怖かったですが、数年前からK-POPにハマり、YouTubeや歌詞で勉強し始めました。ハングル文字を習得し、あいさつだけでなく、レストランでも注文できるようになりまして、趣味の一つとして楽しんでいます。
外国語を学ぶ時に、考えるべきこと
1. 目標を設定する
外国語を勉強するとき、どんな目標を達成したいのかが大事だと思います。どのように外国語を使いたい、どれくらいマスターしたいのか、明確に整理しましょう。
→海外で生活したい
→外資系、グローバル企業に就職したい
→資格を取得したい
→単純に趣味
2. モチベーションを保つ
語学学習は時間がかかります。抜け道はないので、目標を達成するまで、学習意欲を維持させる、勉強し続けることが重要です。単純に勉強することはつまらないと思いますが、その言語に関する趣味を持ったほうがいいですよ。
→アイドルが言うことを字幕なしで分かりたい
→海外のドラマ、映画をより一層楽しみたい
→ネイティブの人と練習する
学習の効果を実感できない時は、モチベーション低下になるかもしれません。そんな時は、試験や能力テストを受けると、集中力を高めて勉強できます。
3. 外国語を使う環境を作る
外国語を使う環境を作るのが、勉強に効果的な方法です。外国語を使わないといけない環境になったら、モチベーションも上がることがあります。例えば、僕は口げんかする時、外国語がびっくりするほど流ちょうになります(笑
→スマホやデバイスの言語を外国語に設定
→その言語のSNSや新聞メディアをフォロー
→ドラマ、YouTube、バラエティ番組を見る
→実際に海外生活(留学、ワーキングホリデーなど)
僕は音楽が好きなので、いろんな曲を聞きながら単語を覚えます。
ポップソングは当地の文化や流行を反映したものです。僕は音楽のサブスクリプションをして、毎日トップチャートの曲を聞きます。
ちなみに、聞く曲の幅により、音楽のセンスを磨くことができ、現地の人と会話する時も話題を作りやすくなります。
教科書で学べることも多いですが、足りない部分もあります。僕はビジネス用語を学びたい時は、オフィスや銀行を題材としたテレビドラマを見ます。専門用語や接客用語が多く出るので、思ったより実用的です。
4. 自分のことを理解する
語学はコミュニーケーションの手段です。外国語を勉強する時、よく挫折感を味わうことがあります。
語学を上達させる大きな要素は性格だと思います。語学が強い人は、母国語でも自分の考えをしっかり伝えます。他の人に理解してもらう前に、自己理解を深めて、自分の長所と短所がわかるように、自信をつけましょう。
→自信や好奇心を持つ
→失敗や間違いを恐れない
まとめ
いかがですか?言語学習について、僕自身は独学派ですが、お金に余裕がある方は、もちろん留学するのが効率的で、生活の体験もできます。
どんな言語でも、勉強し続ける根性や努力が必要です。勉強のプロセスで楽しいことがいっぱいあって、楽しみながら外国語を上達させるのが一番大事だと思います。