東京のあじさい名所「飛鳥の小径」を撮影しに行ってみた!上手く撮るコツを教えます
東京都北区王子にある飛鳥山公園は、桜の名所として知られていますが、毎年梅雨入りのあたりで紫陽花の見頃を迎え、隠れた絶景スポットとなります。線路沿いにある「飛鳥の小径」で、約1300株の紫陽花が咲き誇る風景が幻想的です。JR王子駅から徒歩1分ほどとアクセス抜群で、撮影の練習にとっていい場所です。今回は現場を取材して、飛鳥の小径の様子をお伝えします。
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飛鳥の小径 紫陽花の見ごろ時期は?
飛鳥の小径の紫陽花は例年5月下旬から咲き始めます。6月下旬ごろまで見ごろは続きますが、梅雨の時期の強い雨に花がダメージを受ける前の6月中旬がベストだと思います。
気温が高くなると、虫は活発化しますので、虫除けをお忘れずに!
JR王子駅から徒歩1分ほどで、飛鳥の小径の入り口を発見しました。公園の範囲に入ったので、すでに紫陽花を散見されますが、飛鳥の小径まで到着すると、「やっぱりここがすごい!」と思いました。
紫陽花が斜面の一面を覆うように咲いています。青い花は多いですが、赤と紫の花もあり、カラフルな小径になっています。都心部にあるとは思えないですね。
平日の早朝は、人が少なくてゆっくり撮影できますが、週末はかなり混んでるらしいです。ポートレート撮影にもピッタリなので、多くのカメラマンとモデルさんもここに撮影に来ますよ。
紫陽花を上手く撮るコツ
雨上がりの日に行こう!
水分を好む紫陽花は、強い日差しが当たるとボサボサになることがあります。雨水を吸収すると、色がさらに鮮やかになり、イキイキとした紫陽花を見られるので、雨上がりの日が狙い目です。しかも、雨の水に濡れた花びらが、より一層の美しさがありますね。
他のアングルで撮ろう!
正面や真上から撮影する写真はきれいですけど、いろんなアングルをチャンレジしてみましょうか?ローアングルから撮って、光の入り方を変更してみたら、いつもよりユニークな紫陽花写真となります。
ローアングルで撮影した紫陽花
撮影する時、レンズのF値を最小限に(おすすめはF1.4から2.0)、被写体を近づけると、背景がボケやすくなります。光が当たってる所があれば、キラキラな玉ボケになります!(人物の撮影にも活用できます)
色んなカラフルな紫陽花を背景にして、ボケにすると、ポップな写真になります!
背景を活用しよう!
あじさいと青空のコラボはもちろん綺麗ですが、梅雨時は空が暗くなることが多くて、どうしてもうまく撮れない場合はこんな対処法があります!
線路沿いにある細い道ですので、電車通過時はどんな景色を見れるのかが気になりますね。お花だけが映るのはもちろん綺麗ですけど、取材当日は天気が良くなくて、背景も少し雑すぎると思いまして、この写真はNGとなりました。
じゃアングルを少し変えましょう。空の映り込みは控えめ、要素が多い背景をボケさせて、道は見えるけど中心部のお花にフォーカスさせる構図となります。
紫陽花と暗い部分のコントラストが強くて、青い花を目立たせて、落ち着いてる雰囲気を作れます。
飛鳥山公園のアクセス
住所:東京都北区王子1-1-3
時間:終日可能
アクセス:JR京浜東北線「王子」駅中央口か南口/都電荒川線 「飛鳥山」駅、「王子駅前」駅下車/東京メトロ「王子」駅1番出口から徒歩3分
公式HP:東京都北区観光ホームページ
まとめ
いかがでしたでしょうか?アクセス抜群、梅雨の時期を楽しんで過ごせる、いい写真をいっぱい撮れるスポットを紹介させていただきました。東京近郊には、他の紫陽花名所がたくさんあり、昔は鎌倉の紫陽花スポットを紹介したことがあるので、興味がある方はぜひご一読ください!