日本の女性は一人で牛丼屋に行かない?外国人が困惑する暗黙のルール
一人暮らしの外国人にとって、日本に住み続ける理由の1つは、食事の種類が多いことではないでしょうか。一人でも気軽にラーメンを食べたり、レストランに行ったりします。けど、中華圏では「日本の女性は一人で牛丼屋に行かない」という噂が広まっています。今回は、日本の一人食事問題をいくつかまとめてみました。
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日本の女性は一人で牛丼屋に行かない?
昔からずっと香港や台湾のメデイアで「日本の女性は一人で牛丼屋に行かない」という報道がされ、話題になっていました。牛丼屋は訪日外国人にとって財布に優しい食事ですが、店内の日本人客はほとんど男性。
料理の暇がない時は、たまに牛丼屋に食べに行きます。今まで女性一人で利用するところを見たことがありますが、相対的に少ないです。日本の女性の友人に聞くと、「牛丼は食べたいけど、男性の食べ物のイメージが強くて、一人ではお店に入りにくい」と返答してくれました。
牛丼屋は男性客が多くて、視線が気になって、女性が入りにくいと思う方も少なくないです。訪日外国人なら、別に他の人の視線を気にせず、堂々と一人で牛丼を楽しめます。
ショッピング大好きな香港の女性の友人が、日本に旅行に来る時はいつも買い物に夢中になって、閉店時間まで買い物してしまって、食事は全部ホテル朝食とファーストフードだけで済ませていました。僕は「ちゃんとしたお店に行かないまま帰るのはもったいない!」と言いましたが、友人は「安いし、遅くまで開いてるよ。」と。
日本の女性が一人で牛丼屋に行かない理由は、他人の目が気になるからではなくて、ただ、そんなに「牛丼が食べたい!」わけではないのかもしれません。
パンケーキ食べたい男性
(写真: photo-ac)
「牛丼は男性の食べ物のイメージが強い」と言う友人がいる一方、パンケーキは女性の食べ物と想定する人もいますね。ふわふわの生地、彩りのフルーツ、メープルシロップをかけ…かわいいと連想させる要素が多いんです。
では質問です。男性が一人でスイーツを食べに行ったら引きますか。
香港はそんなにスイーツ屋さんがないので、比較できないですが、男性も女性も、一人でちゃんとしたお店に行ったら、「一人なのに2人席のテーブルを独占してずるい」「ささっと食べ終わったら帰れ」など、お店側が回転率を下げると普通に思われてしまいます。一方で、お店に行く方は「お金を払うのに、何か文句ある?」と思いますね。
香港では、お金が一番大事です。
僕は日本でよく一人でパンケーキ屋さんとスイーツ専門店に行きます。お店のスタッフの方も一人の男性客の来店にだいぶ慣れたようです。他の客からの視線を感じるより、スイーツの味を楽しめることが大事だと僕は思います。美味しいお店なら、朝イチから整理券を取りに行ってもいいし、食べられるなら、他のことは気にしないです。
お店が落ち着いてる、洗練された雰囲気だったら、男性一人でも堂々と行けます。
逆に、ぬいぐるみが多い、内装の色味が彩度高い、可愛すぎるお店に行くと、勝手に「本当に美味しいのか?」「インスタ映えだけ狙うお店なのか」と不安になります。
こんな風に思う僕も偏見がありますね。
後記
昔はレシピの記載通り松屋風牛丼を試作したことがあります。残念ながら本家よりうまい!という結果となりました。(それでも、余裕がない時は店内で食べます笑)
牛丼なら自分で作れますが、並んでも食べたいほど美味しいパンケーキは誰でもすぐ作れるわけではないです。
男性の食べ物、女性の食べ物なんてないから、食べたい料理は自由に楽しみましょう。