6月の鎌倉は紫陽花天国！夏の定番や穴場のインスタ映えスポットを紹介
東京都心からアクセスしやすい神奈川県・鎌倉は、歴史ある寺社仏閣が数多く存在する人気の観光地です。鎌倉周辺には日帰りスポットとして人気がある江の島があり、息を呑むような海の景色が多くの観光客の心を癒してくれます。
夏が近づくと、鎌倉のあちこちで紫陽花が咲き始め、梅雨の鬱陶しい季節に活気を与え、写真撮影の絶好のチャンスとなります。 夏の紫陽花名所、鎌倉のおすすめスポットをご紹介します。
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極楽寺
鎌倉と藤沢を結ぶ「江ノ電」は、今でこそ国内外で人気の高い電車だが、1960年代には国産車の普及で廃線の危機に瀕していた。70年代中ごろ、テレビドラマ「俺たちの朝」が大ヒット。このドラマでは、鎌倉の極楽寺周辺がロケ地だったため、、注目を集め、多くの観光客が訪れたことで、江ノ電の危機は解消されました。
近年では、海の近くにある町のイメージが強く、映画「海街diary」（是枝裕和監督）やテレビドラマ「最後から二番目の恋」の舞台にもなっている極楽寺は、ロケ地巡りとして賑わっています。
夏には、満開の紫陽花や木漏れ日を眺めながら、新緑の参道を散歩してみてはいかがでしょう。
境内のアジサイ種類が豊富です
コロナの影響でマスクなどの防疫に関する商品を販売しているお寺もある
極楽寺では昔から写真撮影が禁止されていますが、現在はこのルールはなくなりました。撮影の際には他の参拝者の迷惑にならないように注意しましょう。
極楽寺
住所：鎌倉市極楽寺3-6-7
参拝時間：9:00～16:30
アクセス：江ノ電 「極楽寺」駅から徒歩2分
御霊神社
御霊神社の境内では、鳥居の外を江ノ電が通過していく様子を見ることができます。夏に、江ノ電が紫陽花の小道を走り抜けるシーンは、まるでアニメの一場面ようで必見です。かつてはカメラマンの人気スポットでしたが、現在は「鳥居の内側は神々の領域であり、その中での撮影は禁止」と神社から発表されています。
江ノ電の列車と紫陽花のコラボが必見！
御霊神社
住所：鎌倉市坂ノ下4-9
アクセス：江ノ電 「長谷」駅から徒歩5分
長谷寺
鎌倉は長谷大仏だけじゃない！秋には紅葉、夏には2,500株以上の紫陽花が咲き誇る長谷寺、一年を通して花見が楽しめる、花の名所として有名です。
長谷寺の入場料に加え、紫陽花鑑賞エリアは別途料金が必要で、混雑緩和のため整理券が配布され順番に入場となります。
遊歩道から由比ヶ浜を望む
丘一面に広がる紫陽花が圧巻！
ハート型の紫陽花を発見しましたか？
長谷寺
住所：鎌倉市長谷3-11-2
参拝時間：3月〜9月 8:00～17:00（閉山17:30）、10月〜2月 8:00～16:30（閉山17:00）
アクセス：江ノ電 「長谷」駅から徒歩5分
一条恵観山荘
一条恵観山荘は、江戸時代初期に京都の別荘として建てられたものを鎌倉に移築し、1964年に国の文化財に指定されたものです。2017年から一般公開され、鎌倉でまだ知られていない新名所の一つです。
枯山水、日本庭園、茶室や川沿いの遊歩道があり、古き良き時代の趣にあふれ、しばし京都にいるような錯覚に陥ります。入場は有料ですが、滑川と庭園を眺めながら散策できます。数寄屋建築の内部を見学したい方は、別途で有料ツアーを申し込むか、カフェで景色を見ながらスイーツや珈琲を楽しむことができます。
季節の花手水
夏には新緑、秋には見事な紅葉を楽しめる
一条恵観山荘
住所：鎌倉市浄明寺5-1-10
開園時間：10:00～16:00（最終入園15:30）
アクセス：JR鎌倉駅東口発、京急バス5番乗り場より乗車10分「浄明寺」バス停より徒歩2分
明月院
鎌倉の紫陽花といえば、名所である明月院が不動の人気を誇ります。明月院は「紫陽花の寺」として知られ、毎年、梅雨の時期になると紺碧の紫陽花が咲き乱れ、多くの観光客が訪れます。2021年の紫陽花の季節には、平日のみの開館となる予定です。（※2022年の情報はお寺に確認ください）
満開の紫陽花が咲き乱れているので、どこに行ってもいい写真が撮れる
夏の訪れを告げる紫陽花
山門に続く石段の両脇に咲き誇る紫陽花。「明月院ブルー」と呼ばれています。
明月院
住所：鎌倉市山ノ内189
参拝時間：9:00～16:30（閉山16:00） *6月1日～6月30日は平日のみ
アクセス：JR 「北鎌倉」駅から徒歩10分
いかがでしたか？鎌倉では、寺社仏閣巡りはもちろん、雨の日の憂鬱を晴らす紫陽花を堪能することができます。ノスタルジックな江ノ電に乗り、海沿いのカフェでデザートや食事を楽しむこともできます。東京からのアクセスも良く、1日かけて鎌倉の古都の魅力を堪能してください。
