メニューの指差し注文はNG? 日本に住む外国人の僕が驚いたこと
約1ヶ月前のネットニュースを見たのですが、あるコンビニの店員さんが肉まん蒸し器に「外国人のお客様へ『これ』禁止。『肉まんください』と言って」と手書きの貼り紙を貼っていたことが、SNSで話題になっていました。
外国人でなくても不快だと批判されましたが、個人的な意見は、日本語が不自由な外国人なら、このような長い日本語フレーズはもちろん意味が分からないので、貼っても意味ないです。それより、お客さんに対して、「禁止」の言い方が直接的すぎて驚きました。
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長すぎるメニューのキラキラネーム
レストランに行く時、メニューの名前が長すぎて困ったことありますか。
メニューの構成が複雑で、内容とイメージを伝わるように、ものすごく名前の長い料理がけっこうあります。その時、「これ」と言いますか。ポイントだけ言いますか。
「3種チーズの海老ドリア」の場合は、「海老ドリア」で言えばいいですよね。
スイーツ屋さんや熱気がすごいお店に行くと、たまにこういうメニューの名前が出ます。
例:「のび~るチーズ!シェフの気まぐれ肉汁じゅわ~とハンバーグ」、「冬の妖精の贈りもの〜フワフワパンケーキ冬SP〜」過剰な形容詞が使っているメニューなので、さすがに全部言い切れないです。逆に、注文を1つ1つはっきり聞こえるレベルで復唱する店員さんに感心です。
外国語しか話せないスタッフ?
香港にあるアメリカ発のチェーン店「サブウェイ」は、スタッフ全員が英語しか話せない場所でした。(今は広東語が話せるスタッフがいる)。香港の若者はだいぶ英語を読めますが、実際に英語を話し続ける環境ではないので、常に練習しないと英語の会話能力が低下します。なので、毎回サブウェイに行くと、冒険する感じのようでした。
メイン客層は香港滞在してる英語圏のビジネスマンらしくて、香港のサブウェイはビジネスエリアに集中しています。スタッフさんはほとんど英語しか話せません。しかも、注文の方法など案内されていないままです。注文はお好みでサンドイッチのソースやトッピングを選べます。
英語ネイティブなら流ちょうに注文しますが、もし英語下手な香港人が「This, This, This」(これ)で注文したら「ダサい」と思われます。
一方、広東語を話せない海外の方が香港に来たら、香港人はなるべく相手が理解できる言語をコミュニーケーションを取ります。例えば、とある香港の俳優が英語で番組を出る時は、内容より、英語の発音とアクセントが注目されます。
香港人が香港人に厳しい、これは香港人の習慣です。(笑)
店員さんとの会話が少なくなる
FITの訪日観光客を受け入れを再開しました。久しぶりに一気に多くの外国人が日本に来ることで、旅行業界の方でも少し慣れない時期だと思います。
この2〜3年間、僕が外食する時の観察で、メニューをQRコードにする、スマホでスキャンしてから注文できるお店が多くなりました。メニューが翻訳機能や写真付きで、つまり店員さんとの直接コミュニーケーションが少なくなりました。
外国人観光客にとって、このトレンドがかなり便利だと思いますが、旅ナカで人と人の交流がやっぱり大事で、指差しでしか注文をできないことがあったり、コミュニケーションがうまくいかない場合があったりしても、それも旅行の体験になるのではないでしょうか。