多治見市の週末旅、穴場お出かけスポットとカフェ探し
前回の記事では、多治見市滞在の印象と街中の生活風景を紹介しました。岐阜県の東濃地方にある多治見市は、愛知県名古屋市と周辺の地域からの交通アクセスがよく、週末日帰りの旅先として注目されています。今回は、多治見市での週末旅行を企画し、お出かけスポットと隠れ家的なカフェ、ギャラリーを回り、休日のゆっくり過ごし方として届けたいと思います。
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川沿いのカレー屋でランチ
まずは多治見駅から比較的近いところでランチをしようと思います。「CAFE NEU!」は土岐川の側にあり、白とブルーを使った外観は爽やかな雰囲気が漂っています。普段はお昼から夕方までの営業で、週1回ぐらい夜にも開きます。店内の日当たりがよく、席と席の間にも充分な広さを感じられて、ソファの座り心地も良いです。
今回は、営業日常時提供のカレー兄弟(1350円)を注文しました。3種類のカレーから2種類を選べて、おかずとライス付きです。インド系のスパイスが効いて絶妙に美味しくて、ラッシーとの相性も抜群です。
ちなみにですが、平日や夜の営業日になると、地元の人々がちょこちょこここに集まります。地元ならではの情報を手に入れられるかもしれないです〜
日本家屋をリノベーションしたギャラリーへ
お昼ご飯の後に少し車を使って移動し、企画展示中に開くギャラリー「スペース大原」へ訪れてみました。かつて住宅として建てられた100年以上の歴史を持つ建物をリノベーションをした庭付きのギャラリー空間です。展示の特徴の一つは、会期中には引き戸が開放されることです。展示の作品を鑑賞する時にも、季節ごとの花、植物や自然な音なども含めて、庭と一体的になった空間でゆっくりと過ごせます。
今回訪れたスペース大原では、アーティスト橋本知成さんの個展が開催されていました。企画展の会期中しか開かないので行く前に公式サイトにチェックする方が良いですね〜
ゆっくり展示を鑑賞した後に、縁側に座りお茶をいただきました。多治見市と周辺の地域では、多くの陶芸作家、アーティストが作品を制作していて、スペース大原も焼き物と陶芸の魅力を伝えていく役割となっています。また、焼き物以外にもガラス、木工や彫刻など多様な展示が行われています。
日本茶専門店でかき氷を堪能
次は、多治見の人気スポットとも言われる虎渓山エリアに向かいます。昔ながらの日本家屋を利用した、伝統的な雰囲気が漂う「日本茶専門店 虎渓山はおと」では、様々な日本茶と天然氷を使ったかき氷を提供されます。また、朝にはおもてなしとして、お茶などを注文したら、和食のモーニングサービスもあります。
定番の抹茶かき氷+あずきトッピングを注文しました。爽やかな抹茶の味わいを感じられ、あずきの甘さとのバランスもちょうど良いので、最後まで抹茶の味を楽しめました。
すぐ隣には、コーヒーとフレンチトーストなどを提供するカフェ「灯屋」があり、他にはいくつかの洋菓子店が揃っています。間には自由に散歩できる庭園スペースもあるので、緑に囲まれて少し休憩するのにも良さそうです。
森の中にあるギャラリーへ探訪
日が暮れるまでにまたギャラリーショップを回りたかったので、次は「ギャルリ百草」を訪れました。入口から石畳の小道を進むと、広々とした庭に囲まれた伝統的な家屋建築が見えてきました。名古屋市から移築されたこの建物は、約120年の歴史があります。一階の土間、畳部屋、縁側などの空間を使い、一年中を通して様々な分野の企画展示が開催されていて、知名度が高い印象を受けました。
2階の常時展示空間では、オーナーの安藤雅信さんのうつわが展示・販売されています。
また、一階にはカフェ空間があり、安藤さんのうつわを使いながら、緑に囲まれたスペースから美味しいコーヒー、紅茶やお菓子をいただけます。
多治見で台湾地名発見!川を眺めるティーハウス
先程ギャルリ百草から近いところに、台湾東部の地名をもつ「花蓮(ほわれん)」というティーハウス&カフェを見つけました。円形とした正面入り口から入ると、アンティーク家具とインテリアに囲まれた天井が高い空間が見えてきます。
2階でドリンクやスイーツを注文したら、1階の屋外スペースに土岐川を眺めながらゆっくりと時間を過ごせます。1階はテラス席があり、2階は柔らかいファブリックの質感を使ったソファ席で、それぞれのメニューも少し異なるので、入店してからメニューを見て考えても良いです。
1階の床には、割れた陶片が床に敷き詰められ、多治見市と周辺の焼き物との雰囲気もぴったりで、足を踏む時の感覚もちょうど良いです。
夕方に近い時間帯に、今週のケーキセット(1,200円)をいただきました。飲み物は穀物コーヒーを始め、有機紅茶、台湾の高山烏龍茶、中国プーアル茶なども選べます。ケーキセットの他に、中華風の飲茶プレートセットとスコーンを頂けるアフタヌーンティーセットなども提供されています。
川沿いの席でまったりとお茶と美味しいケーキをいただきながら、まったりと過ごしたい人におすすめしたいです。
日が暮れて、多治見市の日帰り旅もそろそろ終了します。多治見市では個性的なカフェ、食堂を始め、さまざまの角度と現代要素を含む焼き物の展示ギャラリーが多く存在します。また、夜の帰りに温泉などに寄りたい方は、広々とした露天風呂がある天然温泉「天光の湯」と隣の土岐市にある岩盤浴も楽しめる「よりみち温泉」もおすすめです。
今回の寄り道スポット
CAFE NEU!
住所:岐阜県多治見市昭和町19
営業時間:金曜日〜日曜日11:30〜売り切れまで(インスタ要チェック)
アクセス:多治見駅南口徒歩約8分
スペース大原
住所:岐阜県多治見市小泉町33丁目
時間:展覧会開催時のみ営業(13:00〜18:00)
入館料:無料
アクセス:JR太多線小泉駅より徒歩10分
公式サイト
日本茶専門店 虎渓山はおと
住所:岐阜県多治見市虎渓山町3丁目1-32
営業時間:9:30〜18:00(月曜火曜日定休)
花蓮(ほわれん)
住所:岐阜県多治見市3丁目74-1
時間:金土曜日11:00~18:00、日曜日11:00〜21:00
公式サイト
ギャルリ百草(ギャルリももぐさ)
住所:岐阜県多治見市東栄町 2-8-16
営業時間:11:00〜18:00(月曜火曜日定休)
公式サイト