茨城の絶景、国営ひたち海浜公園の緑色のコキアを見に行ってみた
日本は四季の変化がはっきりしています。それぞれの季節で景色や行事を楽しめます。季節の間にも「この時期しか見られない」景色があります。茨城県にある「国営ひたち海浜公園」では、春はネモフィア、秋は赤一色の紅葉コキアを見られます。見ごろ時期には海外の方もよく訪れる観光名所です。7月中旬から9月下旬で、生育中の緑色コキアを見ることができます。今回は、国営ひたち海浜公園に行って、現地の状況を紹介します。
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国営ひたち海浜公園とは
国営ひたち海浜公園は、面積約215ha(広さは約東京ドーム46個分)、園内には季節のよって花畑を楽しめます。サイクリングコース、レストランもあり、特にファミリーに人気です。春のネモフィアと秋のコキアは、SNSで人気なので、海外観光客が憧れる写真スポットとなっています。昔、香港の友人が日本に来た時、連れて行ったら喜ばれました。
国営ひたち海浜公園 西口
広い園内で散策にもおすすめ
国営ひたち海浜公園の緑色のコキアとお花
今年はみはらしの丘で、コキア約3万3,000本を植栽しています。8月末には70cmほど成長してて、緑色でモフモフのコキアが可愛くて、写真撮影にぴったりです。
絵本で現れる丘に見える「みはらしの丘」
ゆっくり丘の上を歩きます。また生育中のコキアが小さくてかわいいです。原産地はアジアのコキアですが、海外ではこんな光景は珍しいですね。
散歩コースはもちろん、椅子を多く設置されたので、自由に休憩することは可能です。
当日は天気が良くて、青空とコキアのコントラストが神すぎです!海も眺めていることに驚きました。
歩きやすい散歩道で、丘の一番上に到着。
大観覧車にも見られるポストカードのような風景です。平日なら、そこまで混んでないですが、紅葉の時期は大々的に混雑しているので要注意です。
丘の頂上で、海とコキアを見ながらお弁当を食べるのもいいです。
コキアだけではなくて、近くにある「みはらしの里」は「ジニア」というお花を植栽しています。
色が鮮やかで、花びらが大きくて、見るだけで気分が上がります。
シーサイドトレインで1日中に園内9カ所の停留所で乗り降り自由。(有料)
国営ひたち海浜公園のアクセス
住所:茨城県ひたちなか市馬渡大沼605-4
開園時間、休園日:日によって違うので、公式HPをチェックしてください。
アクセス:品川駅より勝田駅までJR常磐線特急で約85分、勝田駅東口2番乗り場から海浜公園西口まで約15分、または海浜公園南口まで20分/東京駅八重洲南口から海浜公園西口まで、茨城交通高速バス「勝田・東海線」で約2時間
まとめ
いかがですか。赤いコキアももちろんいいですが、この時期にしか見られない緑色のコキアもかわいいです。公園の中で散策して、普段あまり見られないコキアを撮影して、ゆっくりな時間を過ごせる場所です。都内からのアクセスも抜群、1日たっぷり遊べるので、ぜひ一度遊びに行ってみてください。
編集後記:茨城県は魅力がない?
毎年秋に発表されている「都道府県の魅力度ランキング」。日本のニュースやテレビ番組に報道され、実は中華圏の日本ファンの間でも話題になっています。
茨城県は下位ランキング常連ですが、単純にメデイアがネタを作るためのランキングだと思っています。地域間の競争意識が、外国人としてめちゃくちゃ面白いコンテンツだと思います。
今回紹介された国営ひたち海浜公園の周辺には、大洗磯前神社、那珂湊おさかな市場など観光名所をセットで行けます。勝田駅から阿字ヶ浦駅間を結ぶローカル鉄道「ひたちなか海浜鉄道湊線」が将来、海浜公園の手前に延伸する計画があります。2024年後の開業予定ですが、茨城の観光を盛り上げる予感しかないです。