江戸東京たてもの園へ、懐かしい時代のレトロ建物との出会い
東京都小金井市にある江戸東京たてもの園は、広々とした都立小金井公園の中にあり、かつて東京え取り壊される恐れがあった歴史的な建造物を園内移築して、復元と展示をしています。今回は、江戸東京たてもの園の中を探訪し、昔ながらの建築と昭和時代へのタイムスリップ感覚で町の雰囲気を体感します。
Table of Contents
江戸東京たてもの園について

園内でゆっくり散策




美しき昭和時代の建築風情







東京の銭湯を代表する子宝湯の建物へ






東側エリアの最後は、子宝湯の隣にある鍵屋です。この建物は、かつて台東区の下谷言問通りにあった居酒屋です。
店内は昭和後期の居酒屋に再現されており、調味料やボトルもリアルに見ることができ、壁には手書きメニューまで揃っています。
日本建築様式と西洋スタイルとの融合

ドイツ建築家によって建てられたこの平家の洋館建物は、もともと新宿区信濃町の住居でしたが、たてもの園に移された後、園内で喫茶やお食事を提供するカフェ「武蔵野茶房」となっています。
装飾や家具も古典的な洋風仕様になっています。園内の散策の間にここで一息休憩をして、のんびりと時間を過ごせます。
同じエリアにある前川國男邸は、日本の近代建築の発展に貢献した建築家前川國男の住宅でした。当時この建物で使用されていた建材も入手困難のようです。
室内には書斎と寝室があり、高い居間が家全体の中心であり、天井の高い空間にいると落ち着くかもしれません。



後記
新宿駅から電車とバスで一時間以内で到着できる「江戸東京たてもの園」は、台湾人旅行者のリピーターの中に隠れ人気スポット的な存在です。理由としては、近年台湾でもレトロブームとなり、伝統建築エリアの保存と改装プロジェクトも進んでおり、日本の昭和時代に残った建造物を近くに写真を撮れること、また風呂に入らなくても銭湯建築の中でリアル体感できるのが良いポイントとなっているようです。
今回のスポット情報
江戸東京たてもの園
住所:東京都小金井市桜町3-7-1
営業時間:4月から9月まで9:30〜17:30、10月から3月まで9:30〜16:30
アクセス:JR武蔵小金井駅北口より西武バス武12、武13、武15、武21を乗り、小金井公園西口で下車から徒歩5分。






